『YourSong』感想③SecretMagic
こんにちは、りらです！
前の更新からまた少しあいてしまいました…
新しい情報で盛り上がっている最中ですが、引き続き「YourSong」収録曲の感想を綴っていきます！
◆SecretMagic
作詞・作曲:宮川大聖さん
編曲:Mind United.さん
宮川さんといえば、「Iam/MuahMuah」のカップリング曲に収録された「クランメリア」を作られた方でもあります。
前回、クランメリアではJAZZ・SWINGのテイストを織り交ぜた大人っぽいダンスナンバーを表現してくださいましたが、なんと今回はめっちゃファンク！そしてフュージョン！
イントロのメインメロディを奏でるシンセの音作りがかなりマニアックといいますか…個人的に80年代あたりのサウンドを彷彿させる印象です。
カウベルの4分音符でリズムを刻んでいるのもすごいファンクっぽい。渋いですね。
ファンクとかフュージョンはあまり詳しくないのでどこがすごいっていうことが表現できないのが悔しいのですが…
でもすごく凝ったサウンドでアプローチされているのだけはわかります。
曲の構成なんかもそうですしね。
【2:29～】からのギターソロがめっちゃかっこいい。
しかもツインギターソロときたものだ…
めまぐるしいコードワークの展開も非常におしゃれです。
歌詞について。
この曲について、歌詞でどこかで解説はされているのでしょうか…？
全く情報がないので憶測だしわたしが受け取った気持ちになってしまうんですけど…
「現実の世界で窮屈に感じることがあっても、「哀」を「愛」に変える秘密の魔法をかけてあげるよ。1人じゃないよ。」という寄り添う気持ちを感じました。
めっちゃ嫌なことがあって現実逃避したいときに聴きたいなー。絶対この曲が救ってくれる気がする。
歌について。
⭐️0:34~ 裕翔くんソロ
辿り着いた場所は 思考回路の果て
どこまで歩いても子供のまんまだ
いやはや裕翔くんはどんどん化けていきますね…
以前うるじゃんで裕翔君が「パレードは終わらない」あたりから歌い方を変えることに意識が向いてきた（うろおぼえな要約ですが）と仰っていて。
この曲でもまさに、「この曲にふさわしい役」として歌い上げている印象です。
「たどり着いた場所【は】」が非常にブレッシー。
「どこまであ【る】いても」にややこぶしをきかせています。
「子供のまんま【だ】」の細かいビブラートがすごい！
総じてすごく大人っぽく、ちょっとやさぐれた青年を演じている印象を受けました。
⭐️0:42~ 髙木くんソロ
混ざりあうコントラスト 戻らない感覚まで
ふらふら宙を舞ってんの
髙木くんも元々低音が美しい声質ですしキャラクターも含めこの曲にだいぶあっているはずなのですが、さらにワイルドな方向へよせていってくれている印象です。
「戻らない【かん】かくまで」ここの部分、すこし投げやりな歌い方がすごく新しいです。
そしてこの曲は2コーラス目のAメロ部分がラップです！！
前回の「LastMermaid…」収録曲にはラップがなかったので、非常に嬉しかった！
⭐️1:39~ 薮くんソロ
未知なる混沌が その切っ先を飲み込んだ
息を切らす程に遠のいていく
その可能性を追いかけて駆けて ほらDon't stop
薮くんのラップ…！！！！
以前より、ラップは苦手だと言っていた薮くんですが、10/01更新のやぶぺで「少し早口な歌って思ったら苦手意識がなくなった」と。
そう、薮くんのこの部分のラップって、すごく歌っぽいラップなんですよね。
ラップってバックトラックに対して”音程”よりも”抑揚”をつけて聴かせるものが多いと思うのですが、薮くんのこのパートはわりと音程をなぞっていて。
この曲のキーが「Cマイナー(ドの音を主人公にした、暗い曲調)」なんですけど、ほとんどの音をCマイナーのCの音でおさえているのです。
抑揚で魅せる光くんや有岡くんのラップとはまた違って、「歌うようなラップ」は薮くんの新しい武器になったのではないかなぁと思いました。
⭐️1:47~ 裕翔くんソロ
絶体絶命のアドバンテージ このステージ
そうさ決めるのは君次第だ ほらごらん All is fine
ここのパート、初めて聴いたとき裕翔くんって気づかなかったくらいでまたもや驚きです。
1番のAメロの歌い方も踏襲しつつ、ややアンニュイなラップがとてもセクシーです。
「そうさ決【める】のは」の声の裏返り方もワイルドでかっこいい！
⭐️2:05~ 山田くんソロ
なんて不慣れな笑顔で 君がくれたんだ
「君がくれた【ん】だ」の細かい装飾音が美しい！
山田くんってしゃくりも上手だし、こういう細かい音の動きが非常に得意な方だと思います。
実際にライブで生で聴いたときも、細かい装飾音をはずしているのを聴いたことが無いです。
具体的に説明すると…
「くれたんだ」の部分を
「ラ♭ ソ ファ ファ ミ♭」と歌うべきところを
「ラ♭ ソ ファ 【ソ】ファ ミ♭」と一つ装飾音を足してくれているのです。
⭐️3:03~
Hey! The Secret Magic
Say! The Secret Magic
この部分の歌詞、非常に宮川さんからJUMPへの愛を感じてしまいました。
JUMPの曲って結構「JUMP」と言わせる曲が多いと思うんですけど、「Hey! 」「Say! 」を歌詞に入れてくれるのがとても素敵だと思いました！
そしてここの薮くんのフェイクもしびれるくらいかっこいい。
2回目のフェイクだけ誰が歌っているか自信がないのですが、裕翔くんでしょうか…？
裕翔くんが化けすぎて特定できる自信がありません。。笑
⭐️3:17~ 光くんソロ
Let's go 失ったってまだ見つかるんだ
「哀」を「愛」にする魔法
とめどない程のPalpitation ほら一人じゃないでしょ？
光くんのラップだー！やっぱりかっこいいー！！
ラップに関しても知識がなさ過ぎて具体的に何がかっこいいのか説明できないのが悔しいくらいかっこいい。
オクターブ下で低い声でラップが重なっているのですが、この声も光くんなんでしょうか…？
「 ほら一人じゃないでしょ？」のところが若干ウィスパー気味なのでドキッとします。
⭐️3:25~ 有岡くんソロ
ひとりよがりのSOS 空回せよ心ゆくまで
さあ あとは 躍り狂うだけ（Clap your hands）
有岡くんのラップもかっこいい～！！
特に「からま【わ】せ」 の部分が素敵でした。
アクセントの置き方が今までと違う気がします。
音程をさらに上にはね上げることで、若干歌でいうしゃくりっぽい表現になっていて。
そしてとどめの「（Clap your hands）」ですよ…ありがとうございますありがとうございます…
この曲絶対ライブで聴きたいですよね…！！
そんなわけで「SecretMagic」の感想でした。
次回は「hearts color」について語りたいと思います。ではまた！
