『LastMermaid…』感想② Stupid
こんにちは、りらです。
先日に引き続き、Hey! Say! JUMP27枚目のシングル『LastMermaid…』の感想を綴っていきます。
今日は【初回限定版②】の2トラック目に収録されている『Stupid』についての感想です。
◆Stupid
まずmixがめちゃ綺麗だと思いました。
耳心地を重視にmixされている感じがひしひしと伝わります。J-POPというよりは洋楽寄りのサウンド作りなイメージ。
そう考えると、この曲のプロモーションも理にかなってますよね。
5/7に突如『JUMPの新曲』としてメンバーの顔が一切映らないMVが公開されました。何も知らない人が聴いたら、誰の曲だろう?と思わせる仕掛けが新しくて面白かったです。
「LastMermaid…」が「ジャニーズらしい曲」という一方で、こちら「Stupid」は「(とてもいい意味で)ジャニーズらしくない曲」。
見事な対比が生まれています。すごいや。
歌ひとつとっても同じで、歌というより声を楽器の一部として組み込んでいく辻村さんらしいアレンジも光っています。
そう、声を楽器的な位置で組み込んでるところがおしゃれで洋楽的で、脱ジャニーズ感があるんですよね。
2コーラス目から登場してくる舌べらクリッカーのリズムとか。
もはや辻村さん曲では恒例の有岡くんのミラクルボイスのオンパレードも最高です。例えば…
⭐️1:13〜あたり
ため息のような嘆きのような声
⭐️1:49〜あたり
Ah〜のコーラス
ここがすごくいい味でててめっちゃ好きです。あっ、曲終わりのため息のようなブレスもすごく好きだ。
有岡くんの丸い声色ってサイン波みたいな声質なんですよね。サンプリングしやすいっていうか…本当ミラクルボイス。
この曲を初めて聴いた時、キックの音色が高めだなぁってふんわりと思ったんですが、すごく心臓の音に近いことに気付きまして。
1コーラス目の裕翔くんの『Broken and silenced〜』あたりからキックが4つ打ちになって登場してくるんですけど、ドキドキしている自分の心臓の鼓動の音なんじゃないかって錯覚させてくれます。いや、実質ドキドキしちゃう。笑
歌詞について。ほぼほぼ英語で時折登場する日本語。
これもまた「脱J-POP」「脱ジャニーズ」につながっていますね。
薮くんは歌詞カードがふやけるまで聴いてねって言ってくれたけど、この曲は個人的には歌詞カード見ないで聴いた方が楽しい。
めっちゃ聴き込んで、あとで歌詞カードを見て「ここって日本語だったの!?」って驚く遊びがとても楽しいです。笑
メンバーのみんなもレコーディングで発音についてかなり厳しく指導があったと言ってましたし、DVDのレコーディングドキュメンタリーにも残っていましたね。
そのネイティブな発音でさらに「脱J-POP」「脱ジャニーズ」に近づいていく。
わたしが一番好きな歌詞は、サビの『哀情は Deeper Deeperで』です。
"でぃーぱーでぃーぱー"の語感がめちゃくちゃに気持ちいいのですー。歌いたくなっちゃう!そして実際声に出して歌うとめちゃ気持ちいい。
歌について!
とても短いフレーズだけど
⭐️2:36〜くらい
光くんの『you』がすごく好きなんです。
ユー?あれ?わたしのこと?呼ばれた?みたいなドキッと感がある距離感が近い声。
マイベストオブ薮くんは
⭐1:36〜くらい
『I just wanna make sure The meaning of begining here now そしたらキミへと繋がった』
です。
「now」の語尾のシャウトがとてもテクニカルでかっこいいのと、「繋がった」の「た」の息の抜き方が非常にセクシーで素晴らしいです。
⭐2:05〜くらい
『I can't go back』
のシャウトもかっこよすぎます。
「back」ってよりは「back!!!!!!!!!!」くらいの迫力があります。かっこいい。
ベストオブと言いながらひとつに決められませんでした…
\\\\ SUKI ////
次回は『Love me PLZ』について書こうと思います!ではまた!