『Last Mermaid…』感想①
こんにちは、りらと申します。
Hey! Say! JUMPのことを応援してかれこれ5年くらいの薮くん担です。(ブランク含めるとたぶんYa-Ya-yah時代含め10うん年です。薮くん沼に落ちた話もいつか書けたらいいな)
今までTwitterで細々感想を呟いておりましたが、文字制限もあるのでどこかに書き溜めて置けないかなーなんて思いまして、プログに感想を残してみることにしました!
(オール本業ではないですが)わたしは音楽に関わる仕事をしておりまして、歌の面や音の面で気づいたことを残します。もしかしたらよーく聴かないと気づけないこともあるのかなぁなんて思うので、このブログへたどり着いて下さった方にも伝わるといいな。拙い文章ですがお付き合いください。
今日は、Hey! Say! JUMPの27枚目のシングル『Last Mermaid…』が7月1日にめでたく発売されたので、感想を綴りたいと思います。
※わたしは薮担なので若干薮くんの感想が多くなってしまう事をご了承下さい。。
◆Last Mermaid…
作詞作曲:TOKIOの松岡くん
編曲:佐々木博史様
という神がかった組み合わせ!!
「マーメイド」というヨーロッパの伝説の生き物を、見事に和風に纏めた素晴らしい楽曲だと思います。
実は偶然にも昨年わたしも人魚をテーマにしたアルバムを作ったのですが、人魚感を出すのにハープを使いがちというかめっちゃ多様したんですけど(あとスチールパンとかね…超ありがち…)尺八や三味線など和楽器を使って人魚の世界観、海の中、波の表現、水滴、瑞々しさというかシズル感をここまで表現できるなんてさすが佐々木さんアレンジ…。「和風なのに人魚」っていう表現をきちんと形にしているの、凄くないですか。
和風にしたのはやっぱり「ミタゾノさん感」を出すためなのかしら。
アレンジで言えば2番Aメロが最高に好きです。
一番初めに聴いた時に「えー!?」って声だしてしまったくらい。
細かい高音のピアノの動きが凄く綺麗で、ジャジーで大人っぽい。エロい。エロいアレンジなんですよ…
「大人の恋愛感」がここでめっっちゃ出る。
なのにところどころ入っている女声のコーラスがとてもいい味を出していて。
イントロ終わりのキメとあわせた「だっだっだっだっだっだだ♪」好きです。歌謡曲感ー!
(確か)裕翔くんが言ってたサビの「あーなたーにでーあいーっカンカンッ♪」の拍子木の音も子気味良くていいですね。
松岡くんの曲と歌詞も本当に本当に素敵です。
女性目線の、叶わない恋の歌をJUMPくんたちに歌わせてくださって本当にありがとうございますありがとうございます…
メンバーの中で30歳になる子も増えてきて、ハッピーエンドじゃない曲を歌う様がかっこいいって魅せ方がバッチリ決まってます。ドキドキしちゃうよね。
個人的に2番のBメロの『人は人に縛られ それも愛と言うけど 嘘の壁を作る』っていう歌詞が最高に好きです。大人の恋愛だよね…
言葉選びも素敵。難しい言葉を使わずに、言葉の組み合わせがとてもセンスが良くて美しい歌詞です。
歌に関しては、シングル曲でここまでハモリ分かれるの珍しいなって思いました。
いつもだったらユニゾンになりそうなところが、ハモリで構成されていてびっくりしました。
歌い出しの「浮かばぬ言葉」の伊野尾くんの浮かばぬの「うー」がとても綺麗です。伊野尾くんは声がとてもいい。唯一無二感、キャラクターが溢れる素敵な声で大好きです。
「あの頃のままで」の下ハモの音、実は結構とりにくそうな音なのに、ライブ映像ではいつもとても綺麗に歌い上げていてかっこいいです。
ミタゾノさんのED以外で、初めてラジオで流れた時(確かべいじゃんだったと思う)に、「サビの下ハモを薮くんがずっと歌っているんじゃないか説」がわたしの中で生まれました。CD買った後も払拭できずにおります。
サビの全員ユニゾンの中から薮くんの声を探すのがわりと難しく、伊野尾くん山田くんが全面に出てるなあとは思ったのですが…どなたか解読班の方いらっしゃったら教えてください。
薮くんのパートもとても素敵です。
1番Aメロ「悲しみ抱えてた いつの日も…」下ハモ伊野尾くんとの声のハーモニーがとても綺麗。
薮くんは本当に歌に感情を乗せるのが上手くなったなあ。
いや、もともと上手なんだけど、【歌に乗せた感情がより人に伝わりやすくなった】が正解か。
切なさ、苦しさ、必死さ、もがいている気持ちが現れています。
そう、歌に説得力が増したんですよね…この話題はまた後日掘り下げます…薮くんの歌本当に好きだなぁ…
次回はstupidについて感想を書けたらいいなと思います!ではまた。